紫外線は 体内にビタミンDを作る働きがあるため、日光浴が体に良いとされていた時代があった。
しかし、1日15分、日光に当れば必要なビタミンDは生成されるとのこと。
それより近年、大気中に排出されるフロンにより、上空の成層圏にあるオゾン層が破壊されつつあ
ることから、有害な紫外線が地上に到達し、皮膚がんや白内障等の発生など、健康へのさまざまな
影響が懸念されています。
◆ところで紫外線とは?
太陽光線の一つで、地表に届く光の中で最も波長が短い光線で 3種類あります。
・一つ目は、大気層で吸収され 地表に到達しない光線(UV-C)
・二つ目は、一部が地表に到達し 皮膚や目に有害な光線(UV-B)
日焼けで肌が赤くなり、大量に浴びると免疫力が低下し、皮膚がんや白内障などの原因となる。
・三つ目は、長時間浴びると健康への影響が心配される光線(UV-A)
◆UV-Bの弊害
! ・UV-Bは オゾン層に遮られ、一部しか地表に届かないが、エアコンや冷蔵庫などの冷媒に使わ
れるフロンなどによって オゾン層が破壊されたため、地表に降り注ぐ量が増えたそうな!
・オゾン層が 1%減るとUV-Bが約2%増え、皮膚がんの発生率が白人で 約3%増、白内障も年に
10万〜15万人増加すると推測されている。この他の影響としては、シミやシワなどの皮膚の老化
を促すとのこと。幸いなことに日本人や有色人種は白人に比べ、紫外線の影響は少ないみたい。
・1997〜2001年に観測したオゾン層の平均値は、1980年に比べ北半球で3%、南半球で6%低下
しているそうです。
◆紫外線は春から秋、お昼前後が最も強い
! ・紫外線の強さは時刻や季節、天候などによって大きく変わります。
・地球の北より 南のオーストラリアの方が紫外線が強く 影響も大きい。
・日本でも、北海道より沖縄の方が年間平均で 約2倍もの紫外線量となっています。
・日本では春から秋にかけて強く、4月〜9月で1年間のおよそ70〜80%、1日のうちで正午をはさむ
数時間が最も強く 夏、冬それぞれ10〜14時の間で1日の60%、70〜80%のの紫外線量である。
◆日焼けによる体への影響
! ・日焼けも度を超すと、肌が赤くなり水ぶくれやむくみが起こる。時には痛みやほてりも伴う。
・慢性的に紫外線を浴びた場合は、一部の色素細胞がメラニンを合成し続けるようになり、やがて
「シミ」となってしまう。更にこの状態が続くと皮膚の弾力が失われ「シワ」が出来るそうです。
・心配なのは皮膚がん、通常は傷ついた遺伝子は再び修復されるが、それが修復されず「がん」に
発展する場合があるらしい。 「がん」に至らなくとも悪性の「ほくろ」や「日光角化症」という皮膚症
状が現れるケースがあるとか!
・人によっては、紫外線を浴びることで免疫機能に支障をきたすこともあるそうです。
次回は、「日焼け対策と応急手当」について紹介します。