7月この時季、女性は雨傘か日傘のどちらかを持ち歩いているのではないでしょうか!
ところで、この傘の誕生は?
一般的には、約4000年前と言われており、傘を差している姿がエジプト、ペルシャの壁画に残って
いるそうです。
そもそも傘の目的は、宗教の儀式に使われるものだったようです。
ギリシャでは、祭礼の時に神の威光を表す徴として神像の上にかざしています。
インドでは、傘はもともと貴族や高僧の日除けに使われていて、吉祥をもたらす八つの物の一つと
して数えられているとのこと。
今回は、この傘の歴史について紹介します。(出典は、ウィキペディア)
傘が一般的に使われだしたのは、古代ギリシャ時代との説が有力。 (アテナイの貴婦人たちが日
傘を従者に持たせて歩いている絵が残っている)
この頃の傘は、開いたまますぼめることは出来なかったそうです。
今日のような開閉式の傘は、13世紀にイタリアで作られたといわれ、傘の親骨(フレーム)には鯨
の骨や木を使っていたそうです。
現在の傘の構造は、18世紀頃にイギリスで開発されたのだそうです。
傘の普及は、イタリアで作られた日傘がスペインとポルトガルに広がっていったのだそうです。
フランスには、1533年にフィレンツェのメディチ家のカトリーヌがアンリ王子(のちのアンリ2世)に
嫁いだときに伝えられたといわれているようです。
17世紀のフランスでは、町中の2階から投げ捨てられる汚物を避けるために使われていました。
男性が雨傘を使うようになったのは、1750年慈善家で旅行家であり、著述家、商人でもあった
ジョーナス・ハンウェイが、ペルシャを旅行中に中国製の傘が雨傘として使われていたのに感激し
これを広めようと防水を施した傘を差して、ロンドンの町を約30年間も持ち歩き、雨傘として使い続
けたことで、イギリスの男達の目にも次第に傘が見慣れたものとなっていったのだそうです。
この時代、雨傘は女性専用で男子は帽子で雨をよけていたようです。この雨傘を男が使うというこ
とは、女性のペチコートを着るのと同じことだというほど奇異に思われ、変人扱いだったようです。
ヨーロッパにおいては、傘は永らく贅沢品であり、富と権力の象徴だったそうです。
遺言書に傘を誰が継ぐのかを書くことも 珍しくなかったようです。
それ故に、洋傘と比べ材料費が安く、比較的安価に手に入った和傘を使っていた日本人と比べて
傘に対する見方が違い、日本でコンビニエンスストア等で売られている 安物のビニール傘をみて
驚くヨーロッパ人が多数いるそうです。
次回は、「日本の傘の歴史」について紹介します。